牧之瀬雅明・禅語と季節のブログ

季節の花々と人生を重ねて

南南東に進路を取れ。恵方巻きとセブンイレブン

2021年の節分の恵方は南南東でした。


(写真は節分草)


皆さんは恵方巻きを食べましたか?
もともと大阪にあった節分に太巻きを食べる習慣を、1998年にセブンイレブンが商売化(笑)。恵方巻ブランドを売り出したことが今日の流行を生みました。


さて、すっかり節分の風物詩となった「恵方巻」。縁起の良い方向を向いて食べるのが風習ですが、その方向は4つしかありません。


恵方の方角は毎年変わります。その歳の十干によって決まるルールなのですが、実は方角は①東北東②西南西③南南東④北北西――の4つの持ち回しなのです。これは、西暦の1の位で知ることが出来るのです。


4,9は①の東北東
0と5は、②の西南西
1,3,6,8は③南南東
2,7は④の北北西


よって、2021年は1の位が「1」なので、南南東でしたね。


恵方とは、陰陽道で歳徳神(としとくじん)とよばれる福徳をつかさどる神様が居る方向をさします。その姿は、王妃のような姿の美しい姫神だそうです。
今年は南南東にツキあり。